「サブシステムとしての里山資本主義~中国山地、瀬戸内からのイノベーション」

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ようやく1月30日、里山資本主義の研究会の案内文が出来上がりました!

この日に来られない!という方には、おって3月2日(日)CREC主催の農水省補助金プロジェクトのスタートセミナーとして大阪大学中の島キャンパスにて100人の部屋を借りて行います。こちらの案内は後日。

まずは大阪大学豊中キャンパスでの研究会です!

 

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日時:2014年1月30日 16:20~17:50
場所:大阪大学豊中キャンパス法経研究棟7回大会議室
講師:NHK広島 報道番組 チーフ・プロデューサー井上恭介氏
論題:「サブシステムとしての里山資本主義~中国山地、瀬戸内からのイノベーション」
要旨:発売後一ヶ月で10万部を突破した、 藻谷浩介・NHK広島取材班『里山資本主義-日本経済は「安心の原理」で動く』(角川ONEテーマ21 2013年)の共同執筆者であるNHK広島の井上恭介氏は、同書執筆の基礎となったNHK番組『里山資本主義』(NHKエコチャンネルにて視聴可能)http://www.nhk.or.jp/eco-channel/jp/satoyama/interview/motani01.html) の取材を行った報道番組チーフ・プロデューサーである。

数年前、マネー資本主義に関する番組を制作するなかで、現代資本主義の行き詰まりを目の当たりにし、一方NHK広島を拠点に繰り広げた取材で、中国地方各地の元気な地域の姿に触れる。
その中で、ここにこそ次の時代の経済をつくる原点があると直感し、藻谷氏との共同作業で番組と執筆が進められた。
20世紀が突き進んできた「国」や「企業」を核とする都市型大規模経済、飽和した需要をかきたて自己増殖させようとする市場経済、その中で価値のないものとして忘れ去られた里山の資源や空間が、21世紀型のネットワーク社会とつながり、新しい意味と価値の創出をもたらすプロセスを、中国地方山間部や瀬戸内の島に見出す。

本研究会では、新しい社会と経済を創りだす人々の取材を通して得たこと、その含意について、お話いただき、里山資本主義が問いかける新しい経済の原理について、議論を交わしたいと思います。

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